大学の不登校とうつ、居場所作りを最優先に!【体験談あり】

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大学で不登校になると、「うつ」になることもある

大学で不登校になると、「うつ」を発症するケースもあります。

うつは、現代では心の風邪と言われるほど、「当たり前」級の病気になってしまいました。

一般的に、「脳」の病気と言われています。

 

うつ病が起きるメカニズム

うつ病が起きるメカニズムについてはまだ明らかになっていませんが、いくつかの仮説が提唱されています。ここでは代表的なものを紹介します。

1960年代、抗うつ効果が認められた薬の働きを研究したところ、抗うつ薬を与えられた動物ではノルアドレナリンやセロトニンなどの神経伝達物質(モノアミン)が各神経細胞の末端にあるシナプス(神経細胞の接合部)で増加していることがわかりました。

そのため、うつ病ではこれらの神経伝達物質が欠乏しているのではないかと考えられました。

これはモノアミン仮説と呼ばれています。

現在使用されている抗うつ薬の多くはこの仮説を元に開発され効果を上げてきました。

脳科学から見たうつ病 | すまいるナビゲーター | 大塚製薬

セロトニンは「愛情ホルモン」とも呼ばれています。

セロトニンなどの神経伝達物質が減っているから、脳の働きが悪くなっている、そして「うつ」になる、とのことですが、しかし心の問題とも切り離せないのが「うつ」です。

投薬治療はもちろんですが、この投薬・化学療法だけでは、うつの改善に十分とは言えません。

 

文字通り、「愛情ホルモン」の不足によるものなので、まず愛情の不足を補うことが必要であり、投薬の他、「休むこと」と「居場所」が必要です。

うつになりやすい人【大学で不登校】

うつになりやすい人の傾向は、下記の通りです。

完璧主義=失敗してはいけない、迷惑をかけてはいけない、自分にとって良くないことが起きれば物事をやめてしまう、など

「自分は孤立しているから、誰にも頼らず努力しなければならない」という強迫観念が強い

自分を常に責めている

他人を過大評価しすぎ、自分と比べて落ち込む

人間関係を無理して円滑にしようとする、し過ぎる=自分を犠牲にしてまで「いい人」であろうとする

「人のために」と思い過ぎて、無理をし過ぎる

人の顔色を気にし過ぎる

拘りが強く、0か1かで決めてしまう

表と裏の違いが激しすぎる

家庭に問題がある

 

さらに、大学で不登校になって、うつを発症している人には、下記のような状態の人が多いです。

親に大学へ行かせてもらっているのに、不登校になって、申し訳ないと思ってしまう

多忙な日々を送っていて、途中でプツンと切れてしまい、寝込んでしまう

人には優しく出来るけれど、自分のことを客観的に見られず、自分を追い込んでしまう

自分を律さなければ、自分がちゃんとしなければ、と思い過ぎる

誰かに相談しにくくて、ネットを漁ってしまう

 

▽大学の不登校に関して、もっと詳しい記事はこちら(大学を不登校する気持ち面を詳しく)▽

大学生の不登校、気持ち別【甘えから~死にたい】解決策提示

居場所を作る力がなくなっている【大学で不登校】

大学で不登校になってしまう場合も、うつになってしまう場合も、自分で自分の居場所を作ろうとする力がなくなってしまいます。

あるいは、自分で自分の居場所を作れない、自分の居場所を作る方法を知らない、特に家庭環境に問題がある場合は、家庭の問題に対して気力体力を使い果たすため、社会での自分の居場所を作る方法が分からないというケースが、とても多いです。

親御さんは自分に問題があるなんて夢にも思わないので、「自分の子供は何かの障害じゃないか」と思って、干渉を強めてしまうこともしばしば。

 

大学で不登校になり、更にうつになってしまった。

このような場合、当事者に最も必要なのは、居場所です。

居場所の作り方が分からない、居場所を作る力がない状態ですから、誰かが居場所を作ってあげる、それも味方になれる人が居場所を作ってあげる必要があります。

焦らなくていい、大学で不登校になっても休んでいい、ゆっくり休んでいい、という居場所を。

 

干渉や支配、「こうあるべき」「こうなるべき」「こうでないとおかしい」、不登校についてあれこれ言う、「不登校はいけないことだ」「将来が心配だ」と責め立てるのではなく、大学で不登校になってしまった当事者本人のありのままを受け止められる居場所を作ってあげること。

 

いち早く、不登校の状況をなくそうとして部屋から追い出すことよりも大切であり、当事者の周辺にいる人々のただ一つの責任が、「居場所」を作ってあげることなのです。有料ではなく無料で、その人が安心できる居場所が必要です。

うつという病気は、古代ギリシアの時代から存在した

「メランコリー」とは、気分がふさぐこと。

抑うつ状態のことです。

スペルにすると、Melancolieとなります。

Melan=黒い、Colie=胆汁。

 

この「メランコリー」は、古代ギリシアで当時提唱されていた、「四体液説」という概念で使われた、血液・粘液・黄胆汁・黒胆汁のうちの、最後に上げた黒胆汁のことを意味しています。

この四つの体液のバランスが崩れた時に病気が発症すると考えられており、黒胆汁が過剰に増える(と考えられていた)疾患は「メランコリア(Melancolia)=黒胆汁症」と呼ばれていました。

この「メランコリア」が今でいううつ病のことを指しています。

 

うつ病は、古代ギリシア時代でも既にあったんです。

もちろんこの「四体液説」には根拠がないため現在は否定されているそうですが、やはりうつ病は、古代ギリシア時代でもはっきり「病」と捉えられていたことからも分かるように、気の持ちようなんかではなくきちんとした心の病気ですから、放っておくと大変なことになってしまうのは明らかです。

きちんとした専門の方、医師の方の治療が必要不可欠なのですが、病院にすら行っていないという方も多いのが現状です。

 

関連記事:大学辞めたい程うつ、大学休学で人生終わりじゃない克服法7選

 

うつ病は本当に厄介な病気です。

甘く見てはいけません。

 

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大学での不登校体験談

大学4年生で不登校になっている、テイカさん(仮名)にお話を伺いました。

大学で不登校になっている、うつの学生の体験談

今、留年一年目で、うつです。

うつは元々、高校の時からでした。

薬を飲みながら、誤魔化しながらやってきました。

 

浪人もしているので、周りと一歳差です。

入学した時から、周りは自分より学年下の子が集まっているわけで、衝突は多かったです。サークル内では特にそれが顕著でした。

私と同学年の子は、私の目にはデリカシーが欠けているように見えてしまいます。「もう少し、状況を読んで欲しい。なんで読めないのか」という気持ちになって、イライラするんです。

でも周りはそんなこと全然考えてくれないから、作り笑いの下で何を思っているかも皆分かってくれない。

 

一つ学年が上の先輩方は、私のことを察してくれて、それで私がサークルの副部長になりました。頑張りとか見ててくれたんですね。

けど、部長は年下なので、かなり揉めました。意見が合わな過ぎて。

うつは酷くなる一方。

 

大学4年生で留年だから、首の皮一枚で繋がっている状態ですけど、この先がどうでも良くなっている自分がいます。

第一志望じゃなくて、結局滑り止めの大学だし、私がいろいろ頑張っても同学年はデリカシーに欠けているし、サークルだったら周りは練習には遅れてくる、演奏は一体感に欠ける、やる気があるんだかないんだか分からない、挙句私に対する無言の抗議。

大学の授業も、正直つまらなくて、両親が元々希望していた大学ですけど、私には合いません。かといって、転学の話なんか出したら、まず却下でしょう。

第一志望に受かるまでチャンスをくれなかった状況にも腹が立ちます。そして、うつ。

 

私、顔にはイライラしてるとか、そういうのは全然出しません。

出せないので、ストレスが溜まりっぱなしです。それでも普通に振舞ってる。

怒る時も、顔や声色には出さないので、周りはやっぱり分からないんでしょうね。

練習なんか楽しいはずがありません。楽しくしたくて、サークルに入ったのに。

落ち込みとか浮き沈みが、良くなるはずがありません。

 

そんなこんなで、今は大学にすら行っていません。不登校状態です。

行かないからって、うつが良くなったかと言ったら、全然そんなことはなく、今までのストレスと重圧に、日々押しつぶされそうになっています。

最近は病院に行くのすら、サボるようになりました。

 

父と母は連絡をくれますが、一言二言取り繕って、それで終わりです。

ずっと引きこもっているので、今回相談してみようと思いました。

 

▽大学生の不登校について、「気持ち別」の解決策や「甘え」の観点から、詳しく解説している記事です▽

大学生の不登校、気持ち別【甘えから~死にたい】解決策提示

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